伊庭内湖

戦前、戦中の食糧増進にために、琵琶湖の内湖の一つ大中の湖とその周辺の小中の湖の干拓が計画され、1966年に大中の湖干拓事業が完成しました。その時の一部が水路として残され、それが今の伊庭内湖(いばないこ)と大同川です。内湖周辺は、水車公園やカヌーランドなどレジャー施設として利用されている所もありますが、大部分はヨシ原で覆われ、多くの動植物が生息する自然豊かな所です。また伊庭内湖へは、鈴鹿山系を水源に、旧能登川町(伊庭町)集落に湧き出た豊かな水が水路を通り流れ込んでいます。こうした集落内の綺麗な水路には、水草のバイガモ(梅花藻)や国内で数か所にしか生息しないハリヨが見られます。
伊庭内湖には、1年を通して多くの野鳥が観察出来ます。秋から冬にかけては水鳥が飛来し、羽を休めます。淡水ガモ類ではマガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、海ガモ類ではキンクロハジロ、ホシハジロ、ミコアイサが見られます。周辺のヨシ原ではホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、ベニマシコの小鳥類、ヨシ原の上空ではチュウヒ、ミサゴ、オオタカ、ハイイロチュウヒ、周辺の田んぼではチョウゲンボウやノスリの姿も見られます。春から夏にかけてはヨシ原でオオヨシキリ、セッカの囀りや姿がみられ、湖面では子育て中のカンムリカイツブリの姿が見られます。春の渡りの時期にはノビタキ、夏の後半には南へ向くショウドウツバメの群れも見られます。
探鳥会は、2001年大阪オリンピック招致の時に伊庭内湖がボート競技の会場候補地になり、反対運動のアピール行動として、滋賀県下の自然保護団体により2000年12月に行われましたのが切っ掛けに、WBSJ京都支部の探鳥会として2005年4月まで行われて来ました。その後WBSJ滋賀設立とともに引き続き行っています。伊庭内湖探鳥会は、年1~2回冬季に行っています。下記の地図を参考にしてください。

出会える鳥と季節

カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、チュウヒ、チョウゲンボウ、バン、オオバン、ケリ、タゲリ、イソシギ、タシギ、ユリカモメ、カモメ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、コクマルガラス、ミヤマガラスetc.

アクセス

公共交通利用:JR琵琶湖線「能登川」駅下車、駅から内湖湖畔まで徒歩で約1時間。
車利用: JR「能登川」駅前、水車公園に駐車場があります。駅までのアクセス地図は、<a href="http://www.wbsj-shiga.jp/images/stories/tantyouti/inokoyama07.jpg">滋賀の探鳥地「猪子山」の地図</a>をご覧ください。

滋賀の探鳥
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