今年最後の定例・下物探鳥会が行われました。担当者のMoriさんからの報告です。今日の下物探鳥会は、琵琶湖博物館との共催行事として開催しました。
 お天気は開始後だんだんと良くなり、強く吹いていた風もおさまって、防寒着では汗ばむほどの穏やかな日になりました。博物館の募集に応募して来られた、小学生を含む家族連れが2家族おられましたが、探鳥会のコースを最後まで一緒に歩かれました。季節外れの陽気に誘われたのか、小鳥たちも次々に登場し、博物館のまわりのナンキンハゼの実にむらがる数百羽のムクドリ、烏丸半島の南側の岸壁から眺めた琵琶湖沖合いにミコアイサの群れ、300羽あまりのヒドリガモなど、少ないなりに賑わっていました。赤野井湾には数百羽のオオバンのほか、オカヨシガモも100羽以上、カワウは真珠養殖場の柵に200羽が羽を休めているのが観察されました。参加者35名

天気: 曇りのち晴れ 時間:9:35~12:30

「出現鳥」

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、キジ、オオバン、ケリ、タゲリ、ユリカモメ、カモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 計56種類 およびドバト

集合風景琵琶湖湖岸からあぜ道を歩く

道の駅展望台にてシメタゲリの群れ

シジュウカラムクドリ琵琶湖博物館セミナー室で鳥合わせ

探鳥会・野鳥写真提供:らいちょうさん、Sさん

  午後は、琵琶湖博物館のセミナー室にて、滋賀県立大学の野間先生「木の実とのふしぎな関係」の講演をして頂きました。自分で動くことの出来ない植物が種子を鳥に運んでもらってまんべんなく散布するため、屋久島で液果が熟す時期がそれを利用する鳥(マミチャジナイ、シロハラ、メジロ、ヒヨドリ)が渡ってきて最も多くなる真冬にあわせたと考えられることや、北海道から屋久島まで分布する亜種ヒヨドリが奄美や沖縄で確認できた年は2年に一回くらいだが、本土や屋久島で木の実の少ない年にだけ、奄美や沖縄まで渡っていると思われることなど、興味深いお話を聞かせていただきました。探鳥会参加者+6名

講演風景1講演風景2講演風景3