今夕、昼間の暑さも無くなり、湖面から少し涼しい風が吹く中、下物で毎年恒例のツバメねぐら入り観察会を行いました。担当者のMoさんからの報告です。

 ここ、下物では1996年に探鳥会を開始して依頼、毎年8月は夕刻のツバメのねぐら入りの観察を行ってきました。それから17年目となる今年は、ツバメのねぐらが無くなってしまったことを確認することになりました。数年前から年によってねぐらの位置が変わったり、集まるツバメの数が少なくなったりということがあって、今年も下見を何回か行っていたのですが、今年は多くて20羽程度、今夜はツバメ数羽は道の駅の横のヨシ原で寝たかもしれませんが、ほとんど下物の空にツバメが集まることはありませんでした。スズメも200~300羽は道の駅の横のヨシ原に入っていましたが、ほとんどはさらに北を目指して飛んでいっているように見えました。参加者13名。
いつもの集合場所に               夕暮れの湖岸から               水鳥などを観察しながら、道の駅へ 

  そんなこともあり、今日は赤野井湾を隔てて下物の北にある守山市木浜のヨシ原でも数人のメンバーに分かれて観察を行って頂きました。その結果、木浜では18:39の段階でスズメが3000羽くらい集まったところにツバメが集まり始め、最終的にスズメ、ツバメ、ムクドリをあわせて3600羽ほどがヨシ原にねぐら入りしたとの事で、いずれにしても、これまでにない少なさです。

akasyoubinより、木浜3600羽の内訳はツバメは1000羽、スズメ2300羽、ムクドリ300羽くらいです。18:00前後には、スズメの群れがあちこちから集まり出し、時折チュウヒが飛んだりと、ヨシ原の中や上が賑やかになりました。やがてツバメの姿も見られるようになり、日没間際にはヨシ原上空を舞う無数のツバメの姿が見られ、日暮れとともにヨシ原に入って行きました。 

木浜・釣池公園からヨシ原越しに下物を 探鳥会写真:akasyoubin

 全国的にも近年ツバメの数が減少しているということが言われています。近江八幡市の西の湖では今年8月13日の夕刻に数万羽規模のツバメのねぐら入りを観察しましたが、滋賀県内のほかの場所ではどうでしょうか?皆さんも機会がありましたら、お近くのヨシ原で夕刻、ツバメを探して見てください。

※天気:晴れ 気温:22℃ 時間:5:30~7:30

「出現鳥」
カワウ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、チュウヒ、ハヤブサ、バン、オオバン、イソシギ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、オオヨシキリ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 24種類

 ※なお、本日午前中に下物のデータの補完を目的にいつもの下物探鳥会のコースを一人で歩きました。そのときの出現鳥記録は以下の通りでした。下物探鳥会の出現鳥のデータとしては、このデータも補完用に使わせて頂きます。
アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、チュウヒ、バン、オオバン、ケリ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 24種類およびドバト